【アメヤ横丁のカニで失敗】スカスカで絶望的な身の少なさに父ガックリ

私は30歳の主婦です。埼玉県に主人と子ども二人と家族四人で住んでいます。 主人の実家は熊本県でとても離れているので、年に一回程しか帰省する機会はありません。私の両親は茨城県に住んでいるので、年末に家族で帰省しました。父から「一緒にカニを食べないか?」と誘いを受けたので、我が家はとても楽しみにしていました。

年末用のカニをアメヤ横丁で買ったら、1杯分のカニ脚がおまけでついてきた

父はたまに会う子ども達を喜ばせようと、年末に皆で食べるためのカニを上野のアメヤ横丁で購入してきました。 たらばがにの脚でしたが、二杯分はあったと思います。冷凍されていたので前日から解凍し、どう調理して食べるのか誰が殻を剥くのか、この人数で食べきれるのかなど心配を談笑しながら、家族みんなでカニを楽しみにしていました。

カニは母が茹でてくれ、本来の味を味わおうと思っていました。でも、殻を割ってみるとなんと中身はスカスカで、「身はどこへいってしまったの?」というようなカニでした。アメヤ横丁の店の人に、「身がギッシリ詰まってて、とっても甘くておいしいカニだよ」と言われた上、おまけでもう一杯分のカニ脚をいれてもらって父は上機嫌でした。

それなのに、こんなスカスカなカニをみんなに出すことになってしまい、父はとても辛そうな表情をしていました。私たちは何とも言えない気持ちになり、誰も声をかけることができませんでした。

殻をむくのがとても大変だったため、カニの身がスカスカなことが分かってからは、残りの殻をむく時は皆無言でした。 カニを食べるときに夢中になって無言になる話はよく聞きますが、我が家ではスカスカで絶望からの無言でした。年末に悲しい空気が流れ、父の気持ちを考えると、とても辛かったです。

スカスカのカニはもう買わない!見る目を磨き次こそ美味しいカニを選びたい

子どもたちはいつもなら、「カニの中身がない!」とふざけて笑ったりするのに、空気を察したのかふざけたりせず、父に「じいじ、カニを買ってくれてどうもありがとう!」とニッコリ笑いかけました。 父は感極まった表情を浮かべ、取り繕ったような笑顔でただ一言「カニ、また買ってくるね」と言いました。

スカスカのカニでとても残念でしたが、「相手を思いやる気持ちが子どもに芽生えたのではないか?」と、母としては嬉しかったです。だれもが知ってる有名なアメヤ横丁で、信用して購入を決めたカニなのに、こんな悲しい結果になってしまい、とても辛い思いをしました。

しかし、またカニを購入する機会があれば、今回の失敗を高い授業料だと思い、自分達の目を養い、次こそ身がギッシリ詰まった甘くておいしいカニを選ぼうと思います。